(追記)見つかりました
サンキューインターネット
前段
折に触れてその存在が頭に浮かび、「何か情報ないかなあ」と思いながらネットを検索するが見つからない、そんなブラウザゲームがある。そのうち完全に忘れてしまいそうであるし、何かの機会にネット世界の賢人から助言を得られるかもしれないので、覚えていることについてまとめておこうと思う。
どのようなゲームであったか
・ブラウザ上で遊べるポイント・アンド・クリックアドベンチャーである
・2000年代前半には存在していたと思われる
・ホラーとSFと何かが混ざりあったような世界観である
・大航海時代っぽい世界で大型の木造船に乗ったり、バイオハザードの研究施設的なところに赴いたりする
・ヒロイン(実写か3Dで表現)を追いかけてこの世界に迷い込んでしまった、みたいな感じだった気もする(非常に曖昧)
・リアルなゾンビ(っぽいグロテスクで怖いモンスター。それこそバイオハザードに登場しそうな)が敵として登場する
→今思えば、なにかの設定資料集に載ってるイラストをそのまま切り抜いて使っていたのかもしれない。
・敵と初めて遭遇するのは上述の木造船内部である。相手をクリックをして倒すシステムとなっていて、その際のイメージとしては以下の通りである。
・ワンクリックで倒せるタイプの敵に遭遇した後、木造船内で一枚のメモを見つける。イメージとしては以下の通りである。
・これは要するに、「丸で示された箇所を数字に沿った順序でクリックせよ」とのヒントである。
・こんな感じで探索をしつつ進行していく。プレイ時間は全体で1時間もかからなかった気がする。
その他印象に残っているところ
・途中でドンペンくんが登場するミニゲームがある。ドンペンくんとは、あの驚安の殿堂ドン・キホーテの公式キャラであるところのドンペンくんである。ミニゲームの内容は失念したが、スロットとか福引(ガラガラを回すやつ)だったような気がする。
・さっきまで異世界にいたはずなのに、目の前の景色が彼女(ヒロイン)と同棲中の部屋に切り替わり、「あれ、俺今何してたんだっけ?」みたいなくだりがある。そのくだりの中で、たこ焼きを焼くミニゲームがある。
・またバイオハザードで表現して恐縮だが、タイラントかネメシスみたいな強敵が居る。数回遭遇するが直接的には戦わない(強くてかなわない)。彼との間で以下のようなイベントが存在する。
1.研究施設っぽいところで遭遇する
2.「まずい! 気付かれないようにしないと…動いちゃだめだ」みたいな主人公のモノローグがある
3.画面上に敵が表示される。歩いてくるのを表現してか右から左にスライドしてくる。そして中央で静止する
4.この時、マウスカーソルを移動させたり、キーを押したりすると発見されてゲームオーバーになる。モノローグ通り、「敵が去るまで何もしない」ことが求められる
どこでこのゲームを見つけたか
・全くもって定かではない。当時はFLASHとかShockwaveで作られたゲームが山のようにあって、それらを漁っているときに見つけたのだと思われる。
・当時『ぐーぐーねっと』というゲームポータルサイトがあり、そこによくアクセスしていた(今はもうないらしい)。恐らくはここから別のサイトに飛んで出会ったのだと思う。ウェイバックマシンで見ると、サイトデザイン的に、私がここを利用し始めたのは2002年頃と思われる。
・当該サイトに限らず、ブラウザゲームを集積しているサイトはいくつもあって、それらゲームの出自はよくわからないし、諸々の権利処理の概念もほぼなかったのだろうなと思うが、ともかくはそんな環境下でプレイしたゲームの一つだと思われる。
という感じなんですよ
・恐縮ながらこのゲームがめちゃくちゃ面白かったというわけでもないのだが、なぜか印象に残っていて、またエンディングまで行った記憶はあるものの、その内容が全く思い出せずもやもやしている。そしてどうしてドンペンくんが登場するのかもよくわからない。というわけで、あれは何だったのかと思うわけである。
・今回調べてみて驚いたのだが、ブラウザゲームを集めているサイトはこの世から死に絶えたわけではないようで、もしかするとネットの海に残存している可能性もある。ということでまたぼちぼち探していこうと思う。