死に物狂い

他人から影響を受けやすい人間のフィクション日記

2022年の総括

2022年が終わろうとしている!

 自分の一年間の記録というのが、およそブログに書いた記事にしか存在しないので、それらを見て今年を振り返ろうと思います。

 

 

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 年明け早々疲れていたらしい。これを書いたときの心境は今でも覚えていて(一年も経っていないのだから覚えていて当たり前ですが)、仕事からの帰り道、ここで謎の人物から声をかけられたら面白そうだなと思ったのでした。実際にそのような状況にあったら聞こえないふりをするでしょうか。いやしかし、そこで聞こえないふりをしてしまうから物事がつまらなくなってしまうのではないか、とも思いますが、きっと無反応を貫くでしょう。だって怖いもの。

 

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 一方で、帰り道に誰がいたら、何があったら楽しいだろうかと考えて思い浮かんだのが学園祭学園の姿でした。そういえば、楽しそうに歌っているストリートミュージシャンを見たことがない。なぜだかみんな深刻そうな顔をしている。

 

 

 

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 ブログ記事のコンテストに入賞しました。書いた文章が何かしらよい評価を受けたのは初めての経験で、素直に嬉しかった。思い出話も役に立つことがあります。

 この記事を書いている時に、また数年ブログを書いていて思ったのですが、結局私は徹頭徹尾「自分が」どう感じたのかや、何を思ったのかにしか興味がないようです。文章を書く欲求もそこから生じているらしい。

 ところで、少なくない人がそうであるように、私も物語を書いてみようと意気込んだことはあるのですが、結局書けずに終わるのは、(他にも多々問題はあれど)わざわざ登場人物を作らんでも自分で言うたらええのでは、となるからな気がしてきました。

 

 

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 熱量のある文章は読んでて面白い。でも熱量のある音声も面白いよね、という考えから動画を作りました。実際のところ、書くよりも喋ったほうが楽です。でも喋る内容を事前に書くので、手間はあまり変わりません。編集は面倒ですが、モノができあがっていく感覚は面白いのでプラマイゼロ。作品としての面白さは……どうでしょう。少なくとも作っている側は「これは面白い!」と思いながら作っています(良し悪し)。

 来年は、もう少し特定のコンテンツに寄らない形で何か作れればと思います。できれば落語の形式に近しい方向でと考えているものの、実のところ私は落語と会話劇の違いを明確に理解できていないので、おそらくそんな感じになるでしょう。

 

 

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 きっかけはVTuberであり、さらにいえばホロライブの3rdライブを配信で見た*1ことにあると思うのですが、キャラクター(抽象的)についてやたらと考えるようになりました。

 二次元への憧憬というかは、二次元的なものへの憧憬と言ったほうが正しいでしょうか。仮想の世界に行くよりかは、仮想の世界が現実に来てほしいと思うタイプの人間であるため、今私たちが暮らすこの世界に、いつかキャラクターは来てくれるだろうか、みたいなことを思うのです。そもそもキャラクターって何なんだろうな。

 

 

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 数年越しの大事件であり、インターネットを感じた一幕でした。過去に書いた記事をきっかけに、フォロワーさんの助けもあって遠い記憶の正体が判明。名も知らない人が、過去の自分と同じ経験をしていて、そしてそのような境遇の方と出会えました。インターネットだ。何でも書いてみるものです。なお、近時に生じたドンペンくんの交代騒ぎの際、この記事へのアクセスも若干増えたのですが、これがバタフライエフェクトというやつでしょうか。

 

 

 振り返ってみると、なかなかに長い一年でした。ただ、長かろうが短かろうが、終わるものは終わる、との実感も持てたように思います。

 2023年もなにとぞよろしくおねがいいたします。皆さまにとってもよい年になりますよう。

 

 

*1:いわゆるAR映像で、現実のステージ上にタレントが顕現しているかのように見えた。なお、BDで見返すと、映像がくっきりしているせいで、ステージそのものも含めて3Dモデルであることが明確になり、その感動は薄れた。配信映像の粗さによって生まれた妙だったのかもしれない。